世界的アルミフレームメーカーSUS社（静岡）から
まさに”電気制御革命”とも言える
シンプルなコントローラが販売されている。
すでに発売から4年ほど経過しているが、
そのラインナップは近年ますます充実している。
「SIOシリーズ」

電気制御といえばPLC が一般的だが、
複雑な配線やプログラミングなどの専門知識が必要なことから、
現場カイゼン推進の大きな”カベ”になっていた。
この「SIO」のすごいところは、
なんといってもプログラミングの容易さにある。
「スイッチを押すとランプが点灯。」
「スイッチを離すとランプが消える。」
まさに文章を作成する感覚でプログラムがつくれる。
「プログラム画面」

対応する周辺機器も充実している。
スイッチ、センサー類、カウンタ、ランプ、ブザーや
電磁弁を介してエアシリンダも制御可能である。
これらの入出力機器にはあらかじめ専用コネクタが
装着されているので、SIO本体に差し込むだけである。
複雑な設備を動かす制御には対応していないが、
・モノが通過したらランプが点灯する。
・部品箱から部品を取らなかったらブザーが鳴る。
程度のミニ改善なら誰でもできるといっても過言ではない。

本体価格は入出力点数の少ないもので
1万円以下というのも驚きである。