若いころ、私の上司によく言われた言葉である。
新しい設備制作や改善のためにお金がかかる。
この投資金額を、おまえ自身の財布から出すとしたら
本当に納得のいく金額なのかよく考えろということだ。
改善手法は設備制作にも大いに活用できる。
設備の仕様あるいは設計段階で、
設備がはたすべき目的(機能)に不要な”ムダ”探しと
改善(排除・結合・入替え・単純化)を実施することで、
見積額の半分になったケースもある。
収納箱をアルミフレームで制作すれば数万円の費用がかかる。
”衣類を収納する”という機能に限定すれば木箱で十分。